立春大吉 牡丹文湯呑み

橋本薫 色絵牡丹文湯呑
橋本薫 色絵牡丹文湯呑


立春が過ぎ、春と呼べる時期になりました。

節分では豆をまかずに食べ
恵方巻も切って食べ・・
鬼は呆れ返っていることでしょう。

若い頃に習っていたお茶の先生が
お道具の整理をするということで
私にも 『無事』 という掛け軸をいただきました。

『無事』とは文字通り、無事息災に感謝するということで
年末のお茶会などでよく床の間に掛けられます。

しかしこれは、禅の言葉で、禅語の
『無 事 是 貴 人』(ぶじ、これ、きにん)
からくる、” 無事 " です。

貴人とは悟った人、という意味で
悟った人は、あれこれ画策したり、ジタバタしたりせず
上手く流れに見を任せているので、『無事』なのです。

けれど、雲の下の俗人たちは、日々、右往左往.....。
雲の下には雲の下の生活があるもので
なかなか『無事』の境地には辿り着けない。。。
頭では理解できても、実際にはとても難しい世界です。


さて写真は、橋本薫さんの牡丹。
前面と後ろに、赤と白の大輪がふたつ。
脇には、蝶々もいます。

橋本薫 色絵牡丹文湯呑

九谷では、魯山人、須田菁華さん、正木春蔵さんなど
多くの方が作っている牡丹文の湯呑みです。

花のように柔軟で、けれど芯には凛としたものをもつ
生き方が出来ればなぁ、なんて
花を見ていつも思います。

・・と、難しいことを考えないで
とにかく、「立春大吉」ということにしましょう。
人から見たら30点でも
自分の中では、いつも100点満点ということに。

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2017年02月09日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

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