古染付写し なまず形向付

藤澤重夫 古染付写し鯰形向付
古染付写し鯰形向付  色絵角小付


7月になりました。
獲れたての地だこの茹でたものをいただいたので
キュウリといっしょに酢みそで。
それには、ナマズの向付を是非使おうと....。

このナマズは、魯山人が加賀の須田菁華窯で造った鯰向付から
実際に型をとって、造られたものです。

魯山人は自身が収集した中国・明時代の古染付から型をとって
写したのだろうと思います。きっと...。

古染付の写しは、本歌(本物)はどれだ、ということになりますが
日本に渡ってきてからも、この数百年の間に数々の陶工たちが
型をとり、またそこから型をとって....というように
くり返し、写しを造ったでしょうから
もう、わかりませんよね。
中国から持ち込まれた時にも、いくつくらいあったのか
多分、当時の大名か茶人かが何客も注文して
取り寄せているわけですから。
現代でも、写しを造っていらっしゃるかたは多いです。

なにはともあれ、古染付は形がおもしろい。
ナマズの形のお皿を造ろう、と思ったところからして
やっぱり、自由でおもしろい。
この向付でお刺身が出された茶事は、さぞ
場が盛り上がっただろうと、想像をかき立てられます。
亭主も、やった!と思ったでしょうね。

そんなことを思いながら、ナマズを登場させました。

明日2日は、半夏生だそうです。
夏至から10日くらい過ぎ、梅雨も後半になって
不安定な天候が続くので、体調にも気をつけましょう....
ということらしいです。

今年は早く咲きだした紫陽花も
だんだん色褪せてきました。

地震や火山など、
本物のナマズさんは、どうか、大人しくしていて
いただきたいものです。

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2015年07月01日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

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