金彩赤絵蓬莱山図六寸皿
高橋芳宣 金彩赤絵蓬莱山図六寸皿
蓬莱山は中国大陸の何処にあるのだろうと
ずっと漠然と思っていた。
きっと、伝説の山で
今も人知れず仙人が住んでいるのだろうと・・。
でもこのお皿を入手して
やっと調べてみる気になった。
調べるといっても今はネット検索という
手軽な方法があるから便利ですね。
なんと驚いたことに
中国大陸ではなく、その東方・・
日本からみれば、西の海上にあるらしい。
海上に山⁉️
不老不死の仙人が住んでいて
宮殿は黄金や白金でできていると❗️
なるほど、
だから手前には青海波の上に
鯛らしい魚がはねているのか。。
その向こうに色とりどりの宮殿が描かれている。
不老不死がめでたい、ということなんだろう。
一説によると
山東省蓬莱市の海上には
時々島のような蜃気楼が見え
それを、仙人が住む蓬莱山と呼んでいたらしい。
だから宮殿の周りには
雲のようなものや煙のようなものが
取り巻いているんだね。
その上には太陽が出ている。。。
本当に死なないのがめでたいかどうかは別にしても
病を退ける
おめでたい図柄として
古くから愛でられている蓬莱山の図。
新年に向けてこのお皿は
今の時勢にぴったりでしょう。
2020年から21年は気が重い日々でしたからね。
‘22年は少しでも明るく、軽やかになれれば
いいなぁと願います。
皆んなで楽しめる年になりますように。
あまり更新しないブログを
懲りずにいつもご覧いただいて
ありがとうございます😊
2022年もよろしくお願いいたします。