新蕎麦と十三夜
山形から今年の新蕎麦が届けられました。
いい香り!
舞茸の天ぷらも添えて
早速いただきました。
お蕎麦の角皿は、荒木善隆さんの灰釉角皿。三つ足です。
蕎麦猪口は、小山岑一さんの緑釉麦わら手。
常緑樹のグリーンを思わせてくれます。
薬味を入れた小皿は、古賀賢治さんの絵唐津松文八角小皿。
老松の侘びた風情です。
舞茸の天ぷらをのせたのは、藍水さんの染付菊唐草楕円皿。
全て土ものにすると重くなるので、染付の菊で秋の清々しさを。
お盆は、瑾斎さんの布目1尺2寸根来盆。
晩秋らしい取り合わせにしました。
根来の朱赤は、色付く秋の華やかさも添えてくれます。
まもなく10月も終わる29日は、十三夜。
名月に秋の収穫を感謝する祀りだそうで
栗ご飯など美味しい時期ですね。
今月は十五夜に始まり、新蕎麦、十三夜‥と
季節の変化を味わった一か月になりました。
去年のような怖い台風が来なくて
ほんとに良かった。
人間も自然の一部なんだからね。
自然のご機嫌を損ねないように
謙虚にあらねばと思います。