色絵小鳥文絵替わり八角皿
橋本薫 色絵小鳥文絵替わり八角皿
久しぶりの投稿になってしまいました。
サボっていたの。
春になり、北陸九谷からこんな素敵なうつわが届きました。
1枚ずつ絵が違う、いわゆる「絵替わり」です。
小鳥たちに動きがあって、生き生きと春の訪れを謳歌している様子。
これを秋に見れば、実った木の実を喜んでいるように見えるのかしら。
季節を問わず、1年中使えますね。
「絵替わり」は、組皿でも関連性を持たせつつみな1枚ずつ違って
物語のように楽しませてくれますが
作り手も楽しんでいるようです。
作家さん曰く、
「何枚も同じものを一日中描いていると飽きてくるから
変えたくなっちゃう」のだそうです。
お仕事とはいえ、自身が楽しく描かないと
筆に現れちゃうのかもしれません。
作り手も使い手もお互いに楽しいほうが
うつわも喜んでくれるでしょう。
赤、青、緑、黄、紫・・
九谷の五彩と言われる色の発色が素晴らしいお皿です。
八角というのも縁起の良い形。
吉事が末広がりにずっと発展するように願う形です。
悠々工芸にあります。