「安藤忠雄 初期建築原図 展」を見に
文京区湯島にある文化庁の国立近現代建築資料館で
6/8から始まった「安藤忠雄 初期建築原図 展」を
見に行ってきました。
もともと建築デザインが好きで
図面や間取り図などを見るのが好きです。
建築の構造に関しては詳しくはないのですが
良い建築と言われているものは、その図面も美しいので
有名な建築家の初期(若いころ)の図面を
見られる機会はほとんど無く
これは是非、実物を見たい!
美しいものを見に行きたい、という思いで
わくわくでした。
打ちっ放しのコンクリートでおなじみの安藤忠雄の
1973年頃からのエスキース、図面、建築模型の展示で
まだデビューしたてで弟子もなく、もちろんパソコンも無い
そんな頃だったので、自身でトレーシングペーパーに描いた
手描きのものばかりです。
模型も、スチレンボードではなく、この頃は木製のようでした。
「大淀のアトリエ」1981/1982/1986
施工に使われる青焼き製本のコピーのようです。
こちらは実際にこのように1ページずつめくって見られます。
これは「水の教会」の模型やエスキース
氏の代表作の一つ「光の教会」の模型ですね
十字架の形に光が入っているのが見えます。
無機質なコンクリートと自然を融合させた建築で
現代の建築の礎を成した安藤忠雄の
これほど貴重な資料を見られる機会は
それほど無いと思いました。
ご興味のあるかたは、こちらをご覧ください。
文化庁 国立近現代建築資料館 「安藤忠雄 初期建築原図 展」