柿釉輪花向付
小山岑一 柿釉輪花向付 橋本薫 赤絵紅梅豆皿
九谷青窯 染付散り蓮華
11月も終わり、とうとう年末がすぐそこに・・。
大好きな南瓜もそろそろ国産のものが終わってきて
冬至を過ぎたら、夏までは煮物などを作らないので
最後にちょっとアレンジ版を。
煮物を作る時のように切った南瓜を
固めに茹でてザルにあげ
茹でた汁も取っておいて
それとは別にひき肉を炒め
酒、醤油で下味をつけて
そこへ南瓜の茹で汁を戻す。
厚揚げは、熱湯をかけて軽く油を落とし
一口大に切っておいて
上の鍋に加えて、みりんで甘みを調節。
茹で汁が、南瓜の甘みでじゅうぶん甘いです。
好みの甘塩っぱさになったら南瓜を加え
南瓜がほどよく柔らかくなるまで煮て
水溶き片栗粉で全体にとろみをつけたら
出来上がりです。
こっくり味のおかずが美味しい季節。
ひき肉は豚を使いましたが、鶏でも良かったなと
思いました。そこは、お好みで。
南瓜の甘みと、ひき肉のコクがしみた厚揚げも
すごく美味しかったです。
器は、お刺身を盛ったりする向付だけど
使いやすい形なので、小鉢にも使っています。
作者の小山岑一さんは、小山冨士夫さんのご子息で
素直で上品な器です。
お人柄ですね。