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中尾郁夫さんの片口

中尾郁夫 茶海(片口)
中尾郁夫 色絵茶海


すでに終了してしまいましたが
銀座で中尾郁夫さんの個展があって
前から欲しいなと思っていた片口を
買うことができました。

個展はとても盛況だったようで
初日は、ファンの方たちで大変賑わったそうです。
私が伺ったのは3日目でしたが
もう作品もずいぶん少なくなっていました。

作者の中尾さんは、中国茶のお道具や香炉などがお得意で
以前、陶房におじゃましたとき
奥様が美味しい台湾のお茶をいれて下さいました。
そのとき、中国茶では "茶海” という片口をお使いで
日本茶では湯温調節のために湯冷まし(片口)を使うけれど
中国茶では、お茶を片口に入れて濃さのムラをなくすために
使うのだと教えていただきました。

なるほど、中国茶と日本茶では
お湯の適温が違いますから、片口を使うのでも
「湯冷まし」と「茶海」というように
呼び方も違うのですね。

私は、湯冷ましにも茶海にも
またミルクピッチャーにも使える片口がほしいと
前から思っていました。

中尾さんの、おおらかで品のある絵付けはもちろんですが
器を上から見ると、桃の形をしているところがおしゃれで
特にこれが気に入り、選びました。
素敵でしょ。

中尾郁夫 茶海(片口)


こちらは、反対側

中尾郁夫 茶海(片口)


中尾さんの器ではおなじみの、蜂もいます。

中尾郁夫 茶海(片口)


こんな感じのものが欲しいと思っていたので
久しぶりに満足なお買物! でした。

2015年06月18日 色絵 トラックバック:0 コメント:0

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