上野へ
ちょっと用足しに上野まで出掛け、少し時間があったので
いま、鳥獣戯画をやっている東京国立博物館まで
きっと混んでいるだろうな〜と思ったけど、行ってみました。
案の定、門の前では「只今150分待ち」って
いま午後3時過ぎなのに、これから2時間半待ち!?
しかも作品の前では立ち止まるのは禁止らしい。。
以前からみたかったものだけど、こんな状態で入っても
作品を見て、何かを感じたりすることもできないだろうと思い
残念だけど、今日は中止・・ということで
それでも、せっかく来たのだからミュージアムショップだけ覗いて
ポストカードを4枚購入して帰りました。
ポストカードで見ても、小動物たちの柔らかな線が
いきいきとしてすばらしい。。
あぁ、実物、見たかったな.....。
焼き物の絵付けをする人たちは
きっとこの線に憧れるだろうな。
納得のいく一本の線が描けるようになるには
何十年とかかる....と、聞いたことがあります。
いや、一生かかっても、納得いかないかもしれない。
何十年やっても、思うように出来た、と思えることは
何回あるのか、ないのか、わからない。。
線1本、奥が深すぎて・・難しいものですね。
意図的に無心になることができるのって
技術力・表現力の先にある、精神性や
そのひとの、人となり が必要だからね。
生き方は、そのひとが作るもの───
なんだなって、感じました。
トーハクはずっと大混雑なのでしょう....。
ゆっくり静かに鑑賞したいから
また、お目にかかれる機会があるといいんだけど。
気温が30℃近くまで上がった5月の終わり
上野公園は修学旅行生たちであふれていました。