芙蓉手花鳥文七寸皿

藤澤重夫 芙蓉手花鳥文七寸皿
藤澤重夫 芙蓉手花鳥文七寸皿


ひと重の山吹が満開です。鶯もご機嫌さん。
今年は何でもいつもより早いみたい。

うつわは、芙蓉手の7寸皿。加賀の藤澤重夫さんの作です。
今ぐらいの気候になると、芙蓉手の華やかさが
とても良いですね。

皿全体に、芙蓉の花びらが額縁のようにデザインされ
中央に花、鳥、虫などが描かれているパターンが
『芙蓉手』です。

作り手も『芙蓉手』となると
皆、作るし、パターンが決まっているだけに
個性も出しにくいのかもしれないけど
不思議なもので、作られた器は皆それぞれ
その作者らしい雰囲気が漂っていて
「ものづくり」というものの正直さを感じます。

この芙蓉手の七寸皿には、春先にはてんぷら
初夏には鰹のお刺身などを盛りたいですね。

藤澤さんのうつわは、成型をご本人
絵付けを奥様が担当なさるそうですが
堅すぎず、ゆる過ぎずの染付の線が
器全体をおおらかにしているようで
気分を楽にしてくれる絵付けです。
あっ、でも、器の印象が、甘いのと、緩いのとは違うんですよ。
人生はどうなんでしょうね。。。

「且緩緩」しゃかんかん、という禅語を思い出しました。
まぁ、ゆるゆるやりなさい。という意味です。

次々と花が咲いていくのを見ていると
春に追い越されそうで、なんだか焦ってしまいます。

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2015年03月31日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

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