お盆休み
新暦・旧暦、お盆は地域によっても、また同じ地域でも
お寺によって、各家それぞれ違うらしいのですが
だいたい7月12日頃から8月16日頃までは
お仏壇のある家にとっては、なんとなくずっと
お盆のムードを感じるものです。
子供の頃はいとこ達が泊まりに来て、連日海に行ったり
プールに行ったり、ワイワイ楽しかったのがお盆の記憶ですが
お互いに両親を亡くすような年頃になると
普段は会わなくても、お線香をあげに来てくれたりして
まぁこれが、お盆本来のかたちなんだと気付きます。
お寺の行事があったり、迎え火、送り火はもちろん
盆踊り、花火大会など、みんなお盆の一環なんですよね。
両親に代わって自分たちがやるようになって
意味がわかってきたりします。
行事やしきたりはめんどくさい、とか思うけど
意味がちゃんとあったことに気付いてみると
今の生活に合わせて、出来ないことは略したりしたとしても
冷たい麦茶や甘いものなどで、ゆっくりおしゃべりするのも
きっと亡き人の供養になるのでしょうね。
どこからか、こちらを見て笑っているかもしれないし
でも、こっちのことはもう忘れちゃっていたりして。。
お盆が過ぎると、残暑とはいえ
夕暮れには、夏も終わりに近づいていることを
風や、蜩の声で感じます。