旧海軍の司令長官 官舎を見学
「旧海軍 横須賀鎮守府 司令長官 官舎」を見学しました。
大正2年(1913年)に建設された、洋館と和風館の接合住宅で
洋館部分の屋根は、亜鉛葺き切妻型で美しい景観です。
終戦後は、アメリカ合衆国に接収され
昭和44年に日本に返還されました。
ステンドグラスのあるダイニングルームです。
庭の桜がガラスに映ってきれいです。
ステンドグラスは、小川三知さんの作品。
明治に渡米し、ステンドグラスを学び
日本画の美的表現を取り入れ
日本のステンドグラス草創期に作品を多く残しています。
(他に、慶応義塾大の図書館など)
リビングルームにはグランドピアノがありました。
昭和初期に輸入された STEINWAY&SONS 製です。
外国のお客様をお招きして親善をはかったのでしょう。
庭園には、桜が多く植えられていました。
ベイウインドウの2階部分は明かり取りの小窓が多くデザインされています。
庭園の端、丘の上からは東京湾が見渡せます。
しだれ桜もきれいです。
第二次大戦前の海軍による外交の様子がうかがえる
軍港の町 横須賀の貴重な文化財です。
桜の季節のみ、一般公開されます。
今年は3/31(日)までです。
写真はこちらにもUPしてあります。
https://picasaweb.google.com/110036265376397683662/OeAELF
個人的にはとても懐かしい感じがします。