こたつ開き
小山岑一 呉須刷毛目5寸鉢
おかずは、肉豆腐です。
肉は湯通ししてからお豆腐といっしょにつゆに入れて煮ました。
そのほうが汁が濁らなくてきれいみたいです。
一度冷まして、豆腐につゆの味をしみ込ませると美味しいです。
春菊の香りが季節を実感。
すき焼きに似ていますが、玉子に付けないので甘ったるくなく
ご飯のおかずになります。
生姜や柚子、七味、浅葱などはお好みで。
11月の亥の日に、茶の湯の世界では炉開きをするように
ウチでは22日亥の日に、掘りコタツの炬燵開きでした。
本当にその日から気温がぐっと下がって
火の(電気ですが...)暖かさが身にしみて嬉しいものです。
「亥」は火の神様とも言われているので
きっと、感謝するようにお祀りする意味もあるのだろうと思います。
火は、取扱い注意ですが
健康を守ってくれるものでもあるので
いにしえからの智慧は、確かにごもっともだと
コタツに入りながら納得してしまいました。
炉やコタツを挟んで和み合うという効果も
感謝したい恩恵のひとつですね。