絵唐津と花三島
天候が不順で、気温は低くてもなんだか蒸し暑いですね。
また前回の続きです。
「白いどんぶり鉢」は、ずいぶん好評をいただきありがとうございました。
今回は、ご飯茶碗を2つ
左 絵唐津飯碗 右 花三島飯碗
どちらも、典型的な唐津の仕様です。
口径13cm 高さ7cm ご飯茶碗としては中ぐらいの大きさでしょう。
外側は”麦わら手(又は、藁すぼともいう)”
内側の縁には千鳥が3羽、隊列を組んで飛んでいます。
その千鳥たちの表情がなんとも可愛らしい・・
口径13cm 高さ7cm 大きさは上と同じです。やはり中ぐらい。
外側が”刷毛目” サッと動きのある感じです。
内側には花形の印を押し、そこに白化粧土を塗り込んだもの。
それを、「花三島」と呼びます。
唐津の焼物のルーツは、朝鮮半島です。
李王朝時代に朝鮮半島から渡って来た陶工たちによって伝えられました。
その時代の朝鮮陶器を日本では「李朝」と呼ばれ、好きな方も多いと思います。
唐津のやきものは、野趣の美しさの中にも気品漂い
茶人たちの垂涎の的でもありました。
この機会に、唐津をおひとつ いかがでしょうか?
どんぶりは3150円 絵唐津飯碗2625円 花三島飯碗3150円 すべてオリジナルです。