新米!
いよいよ新米にかわりました。
新米と聞くと、やっぱりちょっとワクワクしますよね。
今年も自然の恩恵をプレゼントされたみたいで嬉しい気持ちがします。
我が家では、毎年、新米にかわると感謝を込めて
しばらくの間は赤絵のご飯茶碗でいただきます。
京焼の薄手のご飯茶碗で、赤絵は花と鳥、竹などの
中国、明の時代からある伝統的な文様で、赤と緑の色を使い勢いよく描かれた
お正月や、お祝いの席には欠かせない華やかなうつわで
よく、煮物やお菓子などの盛り鉢にお茶席でも使われる格調高い焼き物です。
京焼「赤絵花鳥文飯碗」 京都五条坂にある老舗 滝口光石さんの作です。薄作りなので、とても軽いです。
表側と裏側の模様です。どちらを正面にするかはお好みで。
ひと月ぐらいの間、このお茶碗で新米を「お米のお正月」のような気持ちで
味わいながらいただくのが、本当に楽しみなのです。
次の茶碗に替える頃は、秋もいよいよ深まり木枯らしが吹く頃です。
その頃になると、またその季節にふさわしい茶碗が食卓に登場します。