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石洞美術館『石洞山人 交遊録』展へ

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この色絵花鳥文大皿(有田1655~1660年代)いいでしょ。
足立区にある石洞美術館で始まった
「石洞山人 交遊録」展へ行ってきました。
昭和時代の実業家で美術品の愛好家であった佐藤千壽氏と
交流のあったアーティスト達から集められた(集まってきた?)
陶器などの展示で、その交流の広さに驚きました。
ものが人を呼ぶって、本当だな、と実感。

小山冨士夫、濱田庄司、バーナード・リーチ.......
たまたまつい先日原田マハの「リーチ先生」を
読み終えたところだったので
小説に出てきたような焼き物が目の前にあって
ちょっとドキドキ、興奮気味。

印象にある作品はやはり案内状にある有田の大皿。
これは、小山冨士夫さんから譲り受けたもののようです。
あと、小山さん作の絵唐津の鉢は、おおらかで
すごくいい感じでした。
唐津の中里家に滞在して作られたようです。
小山さん、さすが。

濱田庄司さん作の黒釉面取花生も良かった。
それから56cmもある大皿(大鉢?)は、圧倒される勢い。
気迫を感じ、すごいな。。と溜め息。

あと、意外だったのは、銅版画家の駒井哲郎さんとも
親交が厚くて、駒井氏の作品がずいぶんあったことです。
昨年の横浜美術館であった「駒井哲郎 展」にも行ったので
ちょっと嬉しかった。

そして帰りがけに、自分へのお土産に購入したのは、コレ

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一昨年、私もこの「古染付」展に来たのに買わなかったから
今回、受付で見た時は、即買いでした。

「古染付」展は1期、2期、3期とあって
1期を見に行ったあと、また来るつもりで
結局行かれなかったから、買えなかったんだ。。

この図録、古染付ずきなら気を失いそうなくらい
すごい内容!

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全て、石洞美術館の所蔵品なんて❗️身震いする!
やっぱり古染付、大好き。

その時のブログ記事は、こちら 石洞美術館「古染付」展に

図録はHPから通販でも買えるようです。こちら

2019年09月06日 染付 トラックバック:0 コメント:0

染付 あざみ文飯碗

小山弘治 染付 あざみ文飯碗
小山弘治 染付 あざみ文飯碗


明日8日は「立秋」
残暑お見舞い申し上げます。
本当に毎日暑くて大変ですね。

私と言えば・・
ブログも書かずに毎日ウダウダと過ごしています。
これほど暑くなる前には
以前より一度見てみたいと思っていた
川崎大師の風鈴市に行き
全国の焼き物やガラス、南部鉄器などで作られた
風鈴を見てきたりしました。

さて次は、千葉市美術館の「魯山人展」に行こうと思っていたら
この猛暑が始まってしまったので
まだ行っていません。。(〜8/25まで)
魯山人は、今まで何度もなんども
たくさんの作品を見てきましたが
やはり時間が経つと、また見たいと思うのです。

それから、東京ステーションギャラリーのメスキータ展にも
行きたい。(〜8/18まで)
そう思いながら、結局クーラーの効いた部屋で
原田マハの「リーチ先生」を読んでいます。
そう、英国人陶芸家バーナード リーチの物語です。
柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司、富本憲吉など
おなじみの人たちが出てきて面白いですね。
驚いたのは、バーナード リーチが銅版画(エッチング)を
日本に広めようと思い来日した、ということ。
私も、銅版画の教室に通っているので
え〜、そうだったの⁉️って、感じでちょっと嬉しかった。
まだ読んでいる途中だけど
私も陶芸習いたいな、と思います。

今までこれだけたくさんの焼き物を見て
触って、使ってきて
まだ、作ったことがないから
実際に自分で作ってみたらどうなのかな....なんて
思うようになってきた、このごろです。


それにしてもこの暑さ、早く収まって欲しいですね。
体調管理も疲れます。。。
皆様も、お大事に。

2019年08月06日 染付 トラックバック:0 コメント:0

牡蠣とほうれん草の卵とじ

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古川章蔵 染付小鉢


天候の影響で、ずっと野菜が高くて
特に白菜やレタスなどの葉ものの値段には
驚いてしまいます。
豆苗やもやしなど、お天気に関係ない野菜を
活用することが続いていました。

でも、ほうれん草が食べたくなり
牡蠣も美味しい時期なので、両方を合わせて卵とじです。
牡蠣とほうれん草の組み合わせは、なかなかの優れもので
ホワイトソースでグラタンにしてもいい、
トマトでパスタソースにしてもいい....
でも今日は、鰹と昆布のだしを使い
卵でとじて和風に。

牡蠣は醤油とお酒で下味をつけてから
小麦粉をまぶしました。
こうすると熱を通しても縮こまらず、ふっくらしたままで
牡蠣のエキスも逃げないから美味しいね。
それに小麦粉で少しとろみが出るので
ほうれん草との馴染みがいいみたい。

ほうれん草とお豆腐のお味噌汁も、美味しくて好き。
ほうれん草、いっぱい食べました。

うつわは、古川章蔵さんの染付。
手びねり風のラフな感じで
染付の線も、ヨタヨタな動きがわざとらしくなく
古川さんの天性の遊びゴコロが表れている
好きなうつわです。


2018年02月13日 染付 トラックバック:0 コメント:0

中秋の兎・うさぎ

兎・うさぎ
藤澤重夫 古染付写兎形向付
中尾郁夫 祥瑞手兎文八寸皿


『中秋』は旧暦の8月15日。
『仲秋』は旧暦の8月全体を指します。
今日は中秋の名月、十五夜ということで
うさぎの器を二点並べてみました。

上は、古染付写の向付。
これについては以前にも何度かこのブログに書いているので
こちらを。。

下は、祥瑞手のうさぎ。
瀬戸の中尾郁夫さんが二十数年前にお作りになった
作品です。

祥瑞(しょんずい)は、中国・明末〜清初め、
景徳鎮で焼かれた上質な磁器で
日本の茶人からの注文だろうと言われています。
その後、伊万里や九谷でも作られるようになったものを
祥瑞手と言います。
おめでたいことが起こる吉兆が長く続くようにと
連続文様が多く描かれているのが特徴で
上のお皿も、窓の中に瑞雲と兎がいて
その左側には花唐草、右側には鞘形
上下左右には丸紋つなぎ、縁には唐草が描かれています。
吉祥文様で埋め尽くされる祥瑞が多いのですが
このお皿の場合は、見込みの下半分は何も描かず
余白が生かされていますね。
もしかしたら、見込み全体を月に
見立てているからなのかもしれません。

まん丸で、過不足なく満ち足りている様子を
満月で表わしているのかしら。
たしかに満月を見ていると
そんな気持ちがしてくるものですね。


中尾郁夫 祥瑞兎文八寸皿

古染付のうさぎには
大好きなかぼちゃの煮物を。

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夜は寒くなってきました。
風邪が流行っているようです。

咳には、大根をおろした時に出る汁をスプーンですくって
少しずつ飲むのが、よく効きますよ。

2017年10月04日 染付 トラックバック:0 コメント:0

染付 水禽文輪花皿

中尾郁夫 染付水禽文輪花皿
中尾郁夫 染付水禽文輪花皿


立秋を過ぎ、ひときわ暑さも厳しくなって
お約束通りの”残暑”な毎日です。

少しでも 涼 をと思い、水鳥の染付を。
水禽とは、水鳥のことです。
こちらも前回に続いて 古染付 風 といえるでしょう。
型打ちで輪花になっているので、華やかな雰囲気です。

水面に浮かぶ水草に囲まれて、2羽の鴨でしょうか
視線を合わせて、仲のいい夫婦のようです。
のんびりと自由な空気がおおらかで、いかにも古染付の気風を
醸し出しています。

古染付の条件のひとつである虫喰いもあります。
(手前の皿の左下、縁の部分です)

中尾郁夫 染付水禽文輪花皿

口縁は釉薬が薄いので、冷却時に土と釉薬の収縮率の違いによって
釉がはじけて、めくれてしまうことが多いのですが
それを、茶人は「虫に喰われたあと」と見立てて
おもしろがったのです。

作者は瀬戸の中尾さんで、お若い時に作られた作品です。
すばらしいですね。
絵付けは奥様がなさいます。


中尾郁夫 天啓赤絵5寸皿

こちらも中尾さんの『天啓赤絵』の写しです。

『天啓赤絵』は、古染付と同じ時代の赤絵(色絵)で
景徳鎮の民窯の染付に、赤絵を施したものをいいます。

ちなみに『万暦赤絵』は、それより以前
中国 万暦年間(1573-1619)の景徳鎮の赤絵で

『南京赤絵』は、天啓年間(1621-1627)でも
染付を施さない赤絵。

また、『呉須赤絵』は景徳鎮ではなく、もっと南の
福建省あたりで作られた赤絵のことです。

赤絵にもいろいろと分類がありますね。


写真に添えた葉は、ミントです。
今年は早い時期から蚊が多くて困っています。

蚊が嫌うときいたので、勝手口にミントを植えてみました。
繁殖力の高いミントが、どんどん増えて
ぜひともその効果を発揮してほしいです。。

2016年08月11日 染付 トラックバック:0 コメント:0

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