黄瀬戸七寸皿に

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臼井和成 黄瀬戸七寸皿  藤井憲之 青白磁急須/型打ち湯呑
青手九谷四寸皿


先週は30℃近くあった気温が、急に下がって、ずっと雨。。
年末頃の寒さだって....!びっくりですね。

有り難いことに、栗や柿など、季節の和菓子の頂き物が
ほうぼうから集まってきたので、楽しいお茶飲み。

お菓子をたくさんのせたお皿は、臼井和成さんの黄瀬戸です。
つやつやとしたガラス質の釉薬が美しく
松葉のような刻文に、ところどころ緑釉で滲むように
加飾されている、お洒落なお皿です。

臼井和成 黄瀬戸七寸皿


「黄瀬戸」は、”黄色い瀬戸焼” ということで、黄瀬戸と
呼ばれていましたが、古くは桃山時代に美濃、
今の岐阜県で焼かれたものだと
近年になって、わかってきました。
瀬戸焼ではなく、美濃焼だったのですね。

桃山時代の黄瀬戸と言われているものは
目立った歪みがなく、土もののわりには薄手で
端正な形のものが多いです。
草花文や線文の彫りや印刻を入れ
緑色の釉薬でポンポンと色付け(加飾)されていたりします。

黄瀬戸の定義と言っても、人によって分類は様々ですが
上のようなスタイルにあてはまる黄褐色の灰釉のものを
今では、黄瀬戸と呼んでいるようです。


藤井憲之 青白磁 急須/型打湯呑

急須と湯呑みは
なかなか端正な青白磁です。
こちらは、瀬戸の藤井憲之さんです。

黄瀬戸のお皿、九谷の青手の小皿、
そこに土ものの茶器だと
今の季節じゃ、ちょっと重いかなと思って
すっきりとした青白磁の茶器を合わせてみました。


2017年10月19日 黄瀬戸・織部 トラックバック:0 コメント:0

棚橋淳さん個展

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瀬戸で、黄瀬戸・織部・古瀬戸を作陶している
棚橋淳さんの個展に行きました。

今回の黄瀬戸は、今まで棚橋さんが作っていた
釉薬がガラス質に溶けて透明感のあるものと違い
釉調がかせて、枯淡のある、さらっとした質感を意識して
作ったそうです。

釉薬が薄くかかっているぶん、思いのほか手取りは軽く
見た目はざらっとしているけれど、手触りはしっとり滑らかで
緑のタンパンも深みがあり、いい具合にきいています。


いいな、と思ったのは、織部の掛花入れ。
陶板のように平たく、壁にぴたっとついているような形で
窯の中で酸素を調節して出した織部釉の、深緑の模様が
息をひそめた深海の風景のように神秘的な表情でした。
そこに花を挿すと、一転して生命力を帯び
生き生きと呼吸を始めるようで、息をのむほどです。


前に進むために挑戦をくり返さなければいられないのは
モノを作る人の宿命でしょう。
思考と迷いをくり返しながら...は、苦しみでしょうが
そこから生まれてくるものは、やっぱりブレてない
"そのひと”の作るもの.....なんだなと
改めて勇気づけられたような気がします。


棚橋 淳さん個展は
2月5日(火)まで  横浜高島屋7F美術画廊で。
写真はその展覧会のDMです。

2013年01月31日 黄瀬戸・織部 トラックバック:0 コメント:0

山形からの新米

楽しみに待っていた、山形の新米が送られて来たので
すぐに炊いてみました。


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  棚橋淳 総織部飯碗

湯気とともに漂う良い香り。
一粒ずつにしっかりとした弾力があり
噛み締めていると、とても甘い。

おかずはいらない、ごはんだけ食べたい!
....という感じの驚き。

10月初めに刈り取り、ひと月の間太陽に当てて乾燥させた
お日さまの恵みです。


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賑やかな装いの袋にも、育てた人の喜びが感じられますね。

土はさくらんぼを酵母で発酵させたものを混ぜて
10年以上かけ、改良を重ねたそうです。
畑のまわりには虫除けのハーブを植えて
大切に育まれたお米。愛情を感じます。

最近は、お米よりパンの消費量のほうが
多くなったと聞いて嘆いていましたが
これが日本の主食だ!と、とても嬉しくなりました。


日本ってすごいなぁ。
日本人の努力って、本当にすごいなって
感動です。

考えてみれば、自分の元にやって来るもので
人の手がかかっていないものは
何も無い。

そう思うと自然に感謝の気持ちがわいてきて
「いただきます」の意味がわかります。

コレ、当たり前だけど、大事なことだなって
心のメモに、深く刻まれました。


気がつくと立冬が過ぎ
いよいよ冬支度。

今秋の収穫に感謝しつつ
冬を迎えます。


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2012年11月09日 黄瀬戸・織部 トラックバック:0 コメント:0

梅雨の日に

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左)吉川水城 ホタルブクロ5寸皿   右)棚橋 淳 黄瀬戸6寸角皿


深い緑の木々の間を渡っていく風のようで
この季節、黄瀬戸の角皿が好きです。

木漏れ日のさす足もとには今、ホタルブクロが咲いています。


晴れるでもない、降るでもない
どっちつかずの梅雨の日のうつわは
こんなふうに
木々の葉がこすれ合う音がする山道を
ゆっくり、足もとの花に目をやりながら
登っていくような自分が思い浮かぶような
物語性のある取り合わせも一興でしょう。

湿り気のある重たい風も
ちょっと優しい風に変わりそうです。

きっとこの坂道を登りきったところから見る風景は
想像以上にホッとできる
見晴らしのいい景色だと思いたいです。
願望....かな。


2012年06月25日 黄瀬戸・織部 トラックバック:0 コメント:0

巨峰と黄瀬戸

いつまでたっても暑さがおさまりません。
また台風が近づいているようで、ちょっと心配です。

山梨の立派な巨峰をいただいたので
どのうつわにのせてみようか....
あれこれ思いを巡らすのも、うつわ選びの楽しさです。


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 黄瀬戸7寸皿 臼井和成


真夏ならガラスのうつわに盛りたいところですが
いくら暑くてもやはり秋らしくしたいので
黄瀬戸のお皿にしました。

濃厚なぶどうの味にも、黄瀬戸の質感は合うと思います。

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     くさび形に刻文された幾何学模様が、落ち松葉のようです。
     そこに溜まった深みのある釉薬の色合いが
     うつわに表情を作り出しています。


臼井和成さんのうつわは、穏やかで落ち着きがあり
使い勝手もとても良いので
気付くと何年も使い続けているということになります。


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     この織部の急須、もう20年以上愛用しています。






2011年09月18日 黄瀬戸・織部 トラックバック:0 コメント:3

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