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金彩染付 枝垂桜八寸皿

橋本薫 金彩染付枝垂桜八寸皿
橋本薫 金彩染付枝垂桜八寸皿


ひと月ほど前に届いたこの桜のお皿
八寸というと、洋皿でいうメインディシュの
ミート皿の大きさです。
和皿だと各自めいめいにつける大きさではなく
真ん中に置いて(または回して)
皆で取り分けるように盛り付ける
”大皿” のカテゴリーにはいるものです。
つまり、同じようなものは何枚か作られるでしょうけど
揃えではなく、それぞれが単品の「1点もの」という
ことになります。

このお皿もそういうふうにして作られました。
桜がもっと少なく描かれているものもあって
これは中でも、桜がいっぱい、の方です。

桜がいっぱい・・なんだけれど
少し右寄りにある幹がこのお皿の
”目を引く”ところですね。
この、”幹を描く” っていう構図
木を描くなら花が咲く全景を描きそうなものですが
作者は、枝垂れ落ちる桜の傘の中に入った自分、という
その視点で幹の部分を大きく配置して
しかも白抜きにして、桜の周りを染付で埋めていく
このバランス感覚が、独特で素晴らしいです。

夜桜のようにも見えるちょっとミステリアスなセンスに
心惹かれます。

このお皿が着いてからのひと月の間に
令和になったり、10連休があったり
いつもとは違う季節を感じました。

まだ北海道のさきの方では
桜が咲いているかしら。
今頃桜の話なんて
ちょっと時代に取り残されたみたいね。


2019年05月14日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

金彩染付 青海波の五寸皿

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高橋芳宣 金彩染付青海波に水玉五寸皿


友人から朝掘り筍を頂いてきたので
早速大きな鍋で茹で、京がんもと一緒に煮ました。
季節の味ですね。
大きな筍でも柔らかくて、いい香りがします。
晩には、筍ご飯も加わります。

今日の器は、高橋芳宣さんのお皿。
このちょっと大胆な図柄が魅力的で
一目惚れ。

何かの記事で読んだことあるけれど
ある外国人シェフが
「西洋の場合は、器は料理の額縁と考え
日本は、器も含めた全体が料理、と考える」
と、言っていて、まさにその通りだと思いました。
確かに洋皿は、額縁の感覚ですね。


高橋芳宣 金彩染付青海波に水玉五寸皿


お皿だけを見て、これだけ全体に絵があっても
何かをのせたくなるのが、和食の器。
作者は、盛り付けてもらうことを前提にして
ちゃんと器も主張してるところが、いいです。
もちろん料理をのせて、お互いを引き立てあって
完成する。

だからね、
すぐに使いたくなる器が、いい器なのです。
それが、器を選ぶ時に大切にしていることかな。

その器を使いたくて、料理を考えるってことも
器好きには、しょっちゅうあることですよね。


いい季節になりましたね。
令和も、もうすぐです。



2019年04月16日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

染付 桜文豆四方

橋本薫 染付桜文豆四方
橋本薫 染付桜文豆四方


開花のお知らせがあちらこちらから聞こえてきて
桜、観に行きたくなりますね。

ご近所さんから茎わかめをたくさんいただいたので
お鍋いっぱい刻んで、生姜も針状に刻んで入れ
お醤油とお砂糖で煮ました。
昆布を煮るときもそうだけど
お酢を入れるのが味のポイントですね。
お醤油の量の半分ぐらい入れました。
加熱するので、酢の酸っぱさは感じなくて
旨みとなって、味をぐっと深く良くしてくれます。
生姜は好みで入れても入れなくてもいいのですが
好きな人はいっぱい入れて
私は、少しすうっと感じるくらいがいいかな。
白ごまいっぱいが私の好み。

この茎わかめは、走水というところのもの。
東京湾の入り口近くで、ワカメや海苔がこの辺りの名産かな。
海藻は、春先が旬です。ちょうど、今ね。


下は、もう過ぎてしまったけれど
お彼岸の時の牡丹餅です。
これは買って、お供えしました。

山本恭代 赤絵牡丹文4寸皿
山本恭代 赤絵牡丹文4寸皿

華やかな牡丹が喜んでいるみたいに咲いている
こちらも九谷の小皿です。
赤絵と言っても、赤の色は作家によってそれぞれ
配合が違うので、みんな違う”赤”なんですよ。

日本中、春がいっぱい。花咲く季節です。

さて、もうすぐ新元号が発表されますね。
次の世が、どんなおめでたい言葉で呼ばれるのか
ワクワクする気持ちで待っています。

2019年03月27日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

早わらび文 汲出碗

橋本薫 色絵 早わらび文汲出碗
橋本薫 色絵 早わらび文 汲出碗


もう2月になるのですね、早いです。
一年で一番寒い時期だけど
早春、というニュアンスもあっていいかな。

写真は、わらびやふきのとうなど
春の里山の風景が描かれた汲出茶碗。

早春、早わらび・・「早」というのは、
早乙女 などのように若さを表す言葉なので
春も、わらびも、生まれたてで初々しいのです。
素直な丸い形といい、さぁ、これから成長するぞ!って
感じですかね。
ちょっと羨望さえ感じてしまいますが。。


ずっと雨が降らず空気がとても乾燥していて
怖いな、と思っていたら
昨日、すぐ近くで火事がありました。
前日までの強風が止んでいたのが良かったのですが
湧き上がるような真っ黒い煙が恐ろしかったです。
鎮火後、水道の水圧も下がり
しばらくの間は赤茶色の水が出て
火事の影響でこういうこともあるんだと知りました。

今日は久しぶりに雨音や土の湿る匂いを感じて
少しほっとします。
と言っても雪は2月3月に多いんだけどね。
それも春が近づく合図だと思って過ごすしかないです。

良い春が来ますように。
日曜日は節分
「立春大吉」だよ。


2019年01月31日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

赤絵 片口小鉢に里芋

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橋本薫 赤絵 片口小鉢


朝晩の空気が冷たくなってきて
すっかり冬です。
11月も半ばを過ぎて
もうすぐ師走だなんて、、、焦ります。
そうなってくると不思議なもので
そろそろ赤絵が使いたくなる気分。

里芋を鶏ひき肉と煮ました。
サツマイモも好きだけれど
ねっとりした里芋の方が、私は好きかな。
もっぱら夏はかぼちゃ、冬は里芋です。

上の写真の片口、内側に見えている赤い花は
菊です。両脇に葉も見えますね。
季節的にもいい感じです。

外側もぐるりと赤絵で描かれていて
竹も描いてあります。
見込み中央には『悠』の文字があって
漢詩の
「菊を採る東籬の下(もと)
 悠然として南山を見る」の世界を
器に表していますね。

『籬』は、まがき、竹で編んだ柵、囲いの事

東の竹垣のところに咲く菊を摘んで
ゆったりした心地で山を見る

そんなおおらかな生活、いいなぁ。

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兎もいます。



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鳥も竹垣にとまり、囀っているようですね。

小さなうつわの中に
心惹かれる物語があるから
使うたびに豊かな気持ちになれて
好きですね。


2018年11月17日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

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