
橋本薫さんの緋桜のご飯茶碗をモチーフに
描いた拙い絵です(笑)
開花の知らせが次々と届き
あっという間に満開の季節。
嬉しいはずなのに
ずっと心に引っかかるのが
戦争の悲惨なニュース。
もうひと月にもなるって
ショックですね。
冬が長い国に
いよいよ春が来るころだというのに
侵攻による無慈悲な破壊に怯えながら過ごすって
どんなだろうと思うと
桜がキレイ、とか言っていて良いのかと。
それにしても、自国を守る意思って
ウクライナの人たちを見ていて大事だなと
教えられました。
もし日本だったら、どこまで出来るのだろうか。
普段は、防衛って
この時代においてどこまで必要なのか
防衛と言いながら、度を越してしまうのは
恐ろしい事だ、と思っていて
とは言え
まあ、インターネットが発達した情報時代に
武力による戦争は、起こらないでしょう
と考えていたのは、甘かったのかもしれません。
ひとたび戦争が始まったら
暮らしを一瞬で破壊され
大事にしてきた物
私にとってはたくさんのうつわも
全部、割れてしまうんだなと
悲しいです。
日常は、ほんとうは儚いものなんですね。
テレビの映像で、メチャクチャになった子供部屋をみて
今年の春は、
ウクライナの人にとって
悲しい春だなと、感じます。
一日も早く
安らぎの春になるように
と、見守る事しかできません。
2022年03月31日 生活 トラックバック:0 コメント:0

厳しい残暑は続きますが
いかがお過ごしですか。
そろそろくたびれてきますね。。
だって、夜も暑いんだもの。。。
ところで、今の季節的には
桃も西瓜も葡萄もいろいろ美味しい時期ですが
じつは私、果物の中では
梨が一番好き、と言えるかな。
シャインマスカットや、桃とかに比べると
まあ、割と経済的ですよね。
そういうところも助かるし・・
甘く感じるのに果糖はけっこう少ないそうです。
よかった。。
ただ、嗜好というだけでなく
無性に食べたくなる時もあるのは
きっと梨に含まれる栄養素を
体が欲しがるのかもしれない、と思って
ちょっと調べてみたら・・
身体の火照りをとったりして
解熱作用のあるカリウム
汗をかいて酸性になりやすい身体に
抗酸化作用のあるポリフェノール
体内に入るとアルカリ性に変わり
夏バテ防止を助けてくれるクエン酸など
カリウムは余分な塩分を体外に出す効果もあるから
汗をかいてしょっぱいものを食べたくなって
つい塩分とりすぎた、なんてなっても
助けてくれるらしいです。
さて、本日は自作の器を使わせていただきました。

春先にレンギョウの花の終わった後
新芽が出たところが可愛らしくて
それをモチーフに彫模様を入れて
緑色の釉薬を掛けました。
周りの花は、レンギョウの花です。
奥の楕円形の器も自作で
湖水に三日月と星の絵つけです。
お恥ずかしいけど気に入っています。
並み居る作家さんがたの名器と混ぜさせていただいて
けっこう使いやすいから出番が多いです。
また作ったらお見せしますね。
2021年08月30日 生活 トラックバック:0 コメント:0

山本恭代 色絵牡丹文飯碗 色絵花文菱形小皿
5月が終わろうとしています。
さやに入ったグリーンピースが店頭に並んだら
必ず食べたくなるのが
お豆ご飯。
お豆の味が移ったほんのり甘いご飯の味が
大好きなのもあるけれど
それは子供の頃の記憶がそうさせているから。
私の祖母も祖父も命日があるのは5月で
小学生の頃は毎年のように
5月にどちらかの何回忌かの法事がありました。
そして法要の後の皆での会食は
お刺身や天ぷらと一緒に
決まってお豆ご飯だったのです。
だから大人になってからも
お豆ご飯は法要の味 と言うか
追悼の味。。。
当時の光景が浮かびます。
お豆はシワシワになって色も悪くなるけど
断然、「一緒に炊き込む」派です。
ご飯の味が美味しいの。
可愛い愛犬ありすも5月に逝っちゃった。
5月は良い季節なのに
私にとっては良い季節なだけに悲しい季節だな。。
記憶というのは
『過去』ではないね。
おじいさんが植えていたユキノシタの花が
満開になるのもこの季節。
好きな花です。

藤井憲之さんの白磁の花器に入れました。
薬草でもある野の花です。
さて、いよいよ6月になります。

北野敏一 染付麦わら手5寸段皿
こちらは天豆。
放射線状の線は蓮の葉の葉脈みたいに見えてきて
関東も梅雨入り間近で
いよいよ夏らしくなってきました。
ゆっくり疲れをとって
気持ちを切り替えます。
北野敏一さんの染付は
悠々工芸の Web展示室 にあります。
是非ご覧ください。
↓↓↓
https://yuyukogei.com/?mode=f6
2021年05月31日 生活 トラックバック:0 コメント:0

蒸し蒸し湿度の高い日々です。
今、毎日ぽりぽりが止まらないのが
胡瓜の甘酢しょう油漬け。
ごま油入っています。コレが大事(笑)
縦2つに切った胡瓜の種を取って斜めに切り
砂糖大1、しょう油大2、酢大2、ごま油小1
お好みですが、針生姜、白ゴマ
入れた方が美味しいです。
冷やし中華のタレみたいな感じ、みんな好きでしょ。
漬けてすぐでも、2〜3日経ってもOK
胡瓜の種は、水っぽくなるのでやはり取った方がいい。
グレープフルーツのスプーンを使うと
いいですよ。
うつわの小碗は、大分以前に正木春蔵さんの個展で
購入したものですが、
土ものだし、裏の銘が「山」とあるので
正木さんの陶房である「山背」の山なのか…
ということは、お弟子さんの作品なのかな。
機会があれば、正木さんに聞いてみたいと思っています。
品があって、とても良い使い心地です。
あともうひとつは、トマト入りの味噌汁

いつもの味噌汁にトマトを入れるだけなんですが
トマトから出汁が出て(グルタミン酸だっけ)
味噌汁のお汁がぐっと美味しくなるの。
具は何とでも相性が合って
今日は、茄子とインゲンだけど
豆腐とわかめとか、じゃがいもと玉ねぎとか
トマトは、なんでも馴染んでしまう食材です。
トマトの味噌汁美味しいって
前から聞いていたけど、?って思っていて
なかなかやってみなかったけど
コレは、やって良かったから、オススメです。
お椀は、矢沢光弘さん。
モダンで飽きのこない優れモノ。
使って気持ちの良いお椀です。
この、使って気持ちの良いって、大事なんです。
軽いんですよ〜
この湿度、たまりません。
皆さま、体調管理気をつけてくださいね。
2020年07月05日 生活 トラックバック:0 コメント:0

コロナの影響が出る少し前に
友人のお店が新しくオープンした。
そのあとに、本格的にコロナ。。
コロナが2〜3ヶ月のあいだに変えたものは
人々の意識かもしれない。
いや、まだまだ何年もかけて変わっていくだろう。
状況が変わっていけば、考え方を変えざるを得ない。
考え方が変われば、また状況も変わる。
生活も変わった。
でも、悪いことばかりではない。
今までとは行動が変わっただけ。
オンラインでお食事トークをしたり
お茶会や飲み会をする。
出掛けていく必要がない。
通勤もないので、時間の使い方も変わる。
ゆっくり寝て、健康になるかもしれない。
洋服もさほど要らなくなる。
会社も交通費の負担が軽くなるし、光熱費も減るだろう。
電車も減便したり、車での移動も少なくなるので
空気も綺麗になり、環境にもよい。
暮らし方が変わるので
今とはお金の使い方も変わり
足りないと思っていたもの
いや、思い込んでいたものが
足りていくのかもしれない。。。
そして人々は・・・
「好きなことをする」ということが
「働く」ということになり
その働きが、正当に評価される、という世に
なるといいな、と思う。
上の写真は、
友人の店のオープンに行って撮ったものを
開店のお祝いに、後日贈りました。
オーナーの好きなように作った
良いお店でした。
2020年05月16日 生活 トラックバック:0 コメント:0
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