
古川章蔵 赤絵唐草文楕円皿
後藤滋之 彫三島小鉢
皆さま、どんな新年をお迎えですか?
今年もよろしくお願いします。
毎年お正月には伊達巻を焼いていたのに
今年はつい、魔がさして
市販の伊達巻を買ってしまいました。
で、、食べてみると、ん、、、
やっぱり自分で作ったほうがいいなぁと。。
。。勉強になりました。。
そう悟って一旦は諦めたけど
どうも、あの甘い玉子の感じが食べたいなぁ、となり
お寿司屋さんみたいな
むっちりした厚焼き玉子を
玉子5個で作りました。
甘くしたからちょっと焦げちゃったけど
それもO.K.
古川章蔵さんの赤絵の楕円皿にのせて
インスタグラムにpostしたら
作者から嬉しいコメントが、、、❣️
見てくださったんですね。
30数年前から使っているこのお皿を見て
喜んでくださいました。
私も玉子5個で年始めから満足しちゃって
幸せ気分。
食べたいものを作って
好きなお皿にのせたり
その逆に、あのお皿に何を盛ろうかと
想像したり、、
幸せとは、それができること。
そして行動や思考が、次へ繋がること。
ありがたいな、と思います。
うつわの喜びは
見てきれい、素敵、というだけでなく
それが手元にあって
いつでも使えるっていうことが大事です。
幸せの目もりが
カチカチっとひとつもふたつも
先に進みます。
今年も、うつわ、モノ、ヒト、、、
素敵な出会いが有ると良いですね。
私のインスタグラムは
https://instagram.com/yuko.fujimatsu?r=nametag
です。よろしければ。。。
2022年01月11日 赤絵 トラックバック:0 コメント:0

高橋芳宣 金彩赤絵蓬莱山図六寸皿
蓬莱山は中国大陸の何処にあるのだろうと
ずっと漠然と思っていた。
きっと、伝説の山で
今も人知れず仙人が住んでいるのだろうと・・。
でもこのお皿を入手して
やっと調べてみる気になった。
調べるといっても今はネット検索という
手軽な方法があるから便利ですね。
なんと驚いたことに
中国大陸ではなく、その東方・・
日本からみれば、西の海上にあるらしい。
海上に山⁉️
不老不死の仙人が住んでいて
宮殿は黄金や白金でできていると❗️
なるほど、
だから手前には青海波の上に
鯛らしい魚がはねているのか。。
その向こうに色とりどりの宮殿が描かれている。
不老不死がめでたい、ということなんだろう。
一説によると
山東省蓬莱市の海上には
時々島のような蜃気楼が見え
それを、仙人が住む蓬莱山と呼んでいたらしい。
だから宮殿の周りには
雲のようなものや煙のようなものが
取り巻いているんだね。
その上には太陽が出ている。。。
本当に死なないのがめでたいかどうかは別にしても
病を退ける
おめでたい図柄として
古くから愛でられている蓬莱山の図。
新年に向けてこのお皿は
今の時勢にぴったりでしょう。
2020年から21年は気が重い日々でしたからね。
‘22年は少しでも明るく、軽やかになれれば
いいなぁと願います。
皆んなで楽しめる年になりますように。
あまり更新しないブログを
懲りずにいつもご覧いただいて
ありがとうございます😊
2022年もよろしくお願いいたします。
2021年12月31日 赤絵 トラックバック:0 コメント:0

橋本薫 赤絵紅梅 碗 唐子遊びの馬上盃
明けましておめでとうございます。
良い一年になるようにと
心から思います。
このブログでも度々登場する器の作家
九谷の橋本薫さんから、赤絵のうつわと
美しい句集が届きました。
「青花帖」という俳句集を出版されたのです。
青花とは、染付のことを中国ではそう呼びます。
もちろん装画も橋本さんご自身によるものです。
白い地肌に染付で描かれたように装丁されていて
橋本さんらしい、とても美しい本です。
ご興味のある方、ぜひお手にとって
ご覧いただけたらと思います。
*楽天ブックスにありました。
https://books.rakuten.co.jp/rb/15748721/?fbclid=IwAR3k5dBX7hIR5ruA0607pCN8cF1m2j2IVPgMRQQmyA92p1NXaXDpgCRF34k
私自身、後書にあった
”透明な釉薬の下に描かれた、永遠に触れることのできない
青の世界に不思議な郷愁をおぼえる”
というところに、深く共感。
私もその、触れることのできない青の魅力に
心惹かれ続けているひとりです。
明代の古染付が、特に好きですね。
コバルトの色。
句集といっしょに送られてきたのが
少し前にお願いしてあった
紅梅の碗と可愛い唐子の馬上盃です。
初春にぴったりの明るいアイテムです。
今年もよろしくお願いいたします。
2019年01月01日 赤絵 トラックバック:0 コメント:0

中尾郁夫 天啓赤絵銘々皿 橋本薫 早蕨文汲出碗 染付箸置き
なかなかに厳しい寒さが続きますね。
気仙沼から取り寄せたという昆布を
ご近所さんから頂いたので、煮ました。
乾燥した昆布ではなく、湯通しした塩蔵昆布です。
この方が、水に戻す必要もなく便利ですね。
水洗いしてから塩抜きのために30分ほど水に浸した後
端から結んでは切り、結んでは切り...をして煮たあとに
一晩味を含ませたら、ぐぅーんと美味しくなります。
柔らかくて香り高い、立派な昆布でした。
塩抜きのために浸した水は、それほどしょっぱくなく
昆布のいい香りがしたので、お吸い物に使いました。
乾燥した昆布の時は、しょっぱすぎるので捨てますが
今回は、捨てなくてよかった。。
器は、瀬戸の中尾さんの天啓赤絵の銘々皿にしました。
天啓(てんけい)は、中国 明時代の
今でいう平成とか昭和などと同じ元号で
その時代の赤絵を模したお皿です。
「天啓」という言葉の意味は
天からの啓示=神など、高次元からのお告げ
という感じです。
なので、それに昆布をのせれば(喜ぶで)
吉兆、良い知らせ!・・なんて、
お遊びですが。。
昆布は、神様にお供えするものなので
貴重で、おめでたいものです。
小鉢に使った左奥の汲み出し碗には、
わらびやフキノトウが描かれています。
春よ、濃い。という感じで
毎日寒いので、立春が待ち遠しいです。
2018年01月27日 赤絵 トラックバック:0 コメント:0

京焼 赤絵飯碗
稲の原種、古代米の黒米を白米に混ぜて炊いたご飯です。
以前どこかで食べて気になっていたのですが
売っているのを見つけたので、早速試してみました。
いつもの白米に、黒米をほんの少し混ぜて炊飯器で普通に炊くと
お赤飯のような赤紫色のご飯が炊けました。
ちょっとまだらですが・・
黒米の香りなのか、気のせいかいつもよりご飯の香りに
濃い深みが増したような、甘みを感じる良い香り。
モチモチ感もでて、なかなか美味しいです。
白米2〜3合に、大さじ1杯ぐらいの割合で混ぜるだけ。
黒米は、洗わずに水で流す程度でよいそうです。

小さめの粒で真っ黒。
この色は、ポリフェノールの一種、アントシアニン。
洗うと、水に流れてしまうそうです。
ビタミン、亜鉛など含まれていて
からだのなかもきれいになりそうですね。
黒米について、もっと詳しく知りたいかたは・・
薬膳の書 黒米のページ
ほんの少し混ぜるだけで、果たしてどれほどの効果があるかは
わかりませんが、ちょっと気分転換にもなるし、美味しいので
しばらくは黒米、食べようと思います。
2013年04月25日 赤絵 トラックバック:0 コメント:0
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