魚藻文小付 染付葉形向付 

IMG_5036_480.jpg
橋本薫 魚藻文小付、染付葉形向付


暑い日が続いています。
今夏は、梅雨明けも早く、予想通りの猛暑。 
そして、西日本の災害には
まったく言葉もありません。

日本列島は、もうボロボロです。
いったいどうなっていくの?

毎日更新される被害の大きさに心が痛み
うつわがどうの、料理がどうの、と
そんなこと、申し訳ないと思えて
空しいです。

当たり前の日常のことすべてが
ひとつひとつ存在することの大切さを
教えてくれる気がします。

災害に遭われた方々に
少しでも早く、平穏な日常を、と
祈ることしかできません。

どうか、自然も穏やかにしていてください。
穏やかな緑陰、穏やかな水辺・・・
そんな日常を願って、今日は上のうつわを使いました。


隣家のおばさんが、「甘酒のもと」?をくれました。
通販好きのおばさんのお取り寄せ、だそうです。
なんだか高そうです。。

IMG_0547_convert_20180713133932.jpg

お好みで冷やして2倍くらいに薄める。
と書いてありましたが、
それだけでは少し飲みにくかったので
カルピスを足してみたら甘くなって
美味しくなりました。
お子様みたいですね。

これで、猛暑でもなんとかやっていけるかな、
という気がします。

皆さまも、暑さに気をつけてお過ごしください。


2018年07月13日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

朝鮮唐津マグカップと絵唐津の4寸皿

IMG_0542_480.jpg
古賀賢治 朝鮮唐津マグカップ


雨が続いているなか
紫陽花だけは「これでいいの」という感じで
美しく濡れていて
「貴方がいいなら私もそれでいいですよ」って
思わせてくれるから、紫陽花は不思議な花です。

そんな季節に、朝鮮唐津のマグカップが届きました。

実は私、若い頃は土もののコーヒーカップは
あまり好みではなかったのです。
コーヒーの味には磁器の口当たりしか合わない!と
思っていたんですが
このカップの口造り、手に持った重さ
それに釉薬も程よく流れているし
これでコーヒーを飲んでみたいな、と思える
カップだと思いました。

朝鮮唐津というと、やはり釉の流れが一番の見どころですが
コーヒーの場合は、その釉薬があまり暑苦しく感じず
豪快すぎない・・そう、程よく、ということが
コーヒーの味や香りの邪魔をすることなく
落ち着き感を引き立たせてくれるように思います。
本来は、土ものの方が土じたいに空気を含んでいるので
保温性も高く、味もまろやかにしてくれるから
心も和むのかもしれませんね。

カップの向こうに見えるお皿は
同じ作者の、絵唐津のお皿です。

IMG_0544_320.jpg
絵唐津草文4寸皿

蓼でしょうか、野の花が一輪
すっと描かれていて、その素直な美しさに惹かれます。

この後、わらび餅をのせて
おやつにしました。
和菓子とコーヒー、いいですよね。

2018年06月20日 唐津 トラックバック:0 コメント:0

染付蓮池文飯碗

萠窯 染付蓮池文飯碗
萠窯 染付蓮池文飯碗


初夏ですね。
緑がまぶしい季節に、古染付風のご飯茶碗を
久しぶりに衝動買い。
ひと目見て、コレ買おう、と思ったのは
この絵付けのユルさ。
おもわず笑っちゃいそうでした。
こういうの、好き!

ある美術工芸の作家さんが
「蓮の花は、別格。
なぜなら、この世の花ではないから。」って
おっしゃっているのを聞いて
なるほどその通り、と納得。
それは、お釈迦様の ”領域" なんだ。

カチッと格式ばって描くのではなく
皆がゆったりと調和して成り立っている世界が
描かれているところが妙に安心でき
このお茶碗に惹かれたのだろうなと
思います。

そうそう、豆ご飯が食べたくなりました。
近いうちに、グリーンピースのご飯を炊きましょう。
そういう季節ですね。

器を見て具体的に「・・を食べたい」と
自然に思い浮かぶのは、良いうつわなんですよ。

この季節、藍色が静けさも清々しさも表して
蓮の葉の緑色さえ鮮やかに感じさせてくれるところが
染付の奥深い魅力なのです。


2018年05月22日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

赤絵牡丹湯呑

赤絵牡丹文湯呑
橋本薫 赤絵牡丹文湯呑  輪島塗6,5寸皿


どうしても柏餅が食べたい気持ちになって
閉店間際のお店に駆け込み
もう店頭には無くなっていて、気落ちしていたら
店員さんが奥から出してきてくれました。
よかった☆

仏壇に供えたかったのです。
ウチの故人たちは皆、甘いものが好きだから
きっと誰かが、欲しかったのでしょう。
供えたら、なんだか急に気持ちが落ち着いてきましたヨ。


大輪の赤い牡丹の大ぶりの湯呑は
魯山人のものでも有名です。
魯山人の牡丹湯呑は、背面に漢詩があったり
竹林の図だったりですが
この、橋本さんの牡丹は、背面も牡丹です。
白と紅の絞りのような花弁の牡丹で
両脇には蝶が飛び交っている図。
牡丹の花のどーんとした感じと
ちょうちょの軽やかさがなかなか良いボリュームのバランスで
さすがです。

同じ図柄を同じような構図で描いても
その人らしさが出るようになるには
相当な力量が必要なんですよ。
最近はとても.....そう感じます。


IMG_0537_320.jpg

鯉のぼりは無いので
鯉の箸置きを飾りました。
これも橋本さんです。

もう紫陽花が咲き始めているんですよ。
今年は本当に早い!

2018年05月04日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

牡丹の小皿と灰釉しょう油差し

IMG_4987_480.jpg
山本恭代 赤絵牡丹文小皿  中島克童 灰釉醤油差し


今年の花はどんどん咲き、季節はすごい速さで進んでいます。
どの花も、いつもより1週間〜10日ほど早く開いて
早く終わってしまうから、花入に差して楽しむ暇もなく
季節が変わってしまうのです。
そんなに生き急がなくていいのに。。

気がつけばもう、牡丹の時期ですね。

4寸ほどの小皿の作者、山本恭代さんは
九谷の正木春蔵さんのお弟子さんで、現在は独立されています。
師匠同様、大人気の作家さんです。
この小皿は、我が家でも頻繁に使っている
お気に入りです。

花が咲くことを ”花笑う”といいますが
牡丹の花は華やかで、本当に花が笑っているように見えます。
焼き物には牡丹の図柄が多く、たくさんの人が描いていますが
女王様が笑っているような感じに品良く、でも
ワァーと、笑笑って感じで大きく描いてある牡丹が
牡丹らしくて好きですね。

それと、醤油差しは中島克童さんの作。
先日、伊賀の土鍋で有名な福森雅武さんの陶房やお宅を訪ねる
TV番組を見ていて、囲炉裏のそばにあった素敵な醤油差しが
写っていました。
中島さんも、若い頃は福森さんの陶房で修行された方なので
まったく同じような醤油差しをお造りになられます。

さらっとした明るい黄褐色の灰釉が
清々しい季節にもよく合います。
中島さんは、丹沢の大自然の中で作陶なさっているんですよ。


さてさて、この調子だと今年の夏はどうなってしまうのでしょう。
日本は、大丈夫なのかしら....。

2018年04月22日 灰釉 トラックバック:0 コメント:0

| 和!うつわ大好きTOP |

» 次のページ