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「安藤忠雄 初期建築原図 展」を見に

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文京区湯島にある文化庁の国立近現代建築資料館で
6/8から始まった「安藤忠雄 初期建築原図 展」を
見に行ってきました。


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もともと建築デザインが好きで
図面や間取り図などを見るのが好きです。
建築の構造に関しては詳しくはないのですが
良い建築と言われているものは、その図面も美しいので
有名な建築家の初期(若いころ)の図面を
見られる機会はほとんど無く
これは是非、実物を見たい!
美しいものを見に行きたい、という思いで
わくわくでした。


打ちっ放しのコンクリートでおなじみの安藤忠雄の
1973年頃からのエスキース、図面、建築模型の展示で
まだデビューしたてで弟子もなく、もちろんパソコンも無い
そんな頃だったので、自身でトレーシングペーパーに描いた
手描きのものばかりです。
模型も、スチレンボードではなく、この頃は木製のようでした。

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「大淀のアトリエ」1981/1982/1986


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施工に使われる青焼き製本のコピーのようです。
こちらは実際にこのように1ページずつめくって見られます。

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これは「水の教会」の模型やエスキース

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氏の代表作の一つ「光の教会」の模型ですね
十字架の形に光が入っているのが見えます。


無機質なコンクリートと自然を融合させた建築で
現代の建築の礎を成した安藤忠雄の
これほど貴重な資料を見られる機会は
それほど無いと思いました。


ご興味のあるかたは、こちらをご覧ください。
文化庁 国立近現代建築資料館 「安藤忠雄 初期建築原図 展」

2019年07月03日 アート トラックバック:0 コメント:0

紫陽花と黄瀬戸七寸角皿

紫陽花と黄瀬戸七寸角皿
臼井和成 黄瀬戸七寸角皿


緑がいっそう深くなり、風が湿気を帯びて
もうまもなく梅雨がやってきそう。
今ぐらいがちょうどいい陽気かな。
乾燥しすぎは、ちょっと苦手。

庭の紫陽花も、咲き始めは真っ白で
少しピンクに色づいてきて
可愛いお嬢さんみたい。
このあと紫になり、ブルーになる。

この季節には、黄瀬戸や織部が似合うと
私は思っています。
織部や黄瀬戸は、秋冬ばかりじゃないのよ。
このくらいの湿度のある空気が
ガラス質に溶けた釉薬の艶と
質感が似ているようで
樹間を抜けてくる風とも
相性がいいように感じます。

黄瀬戸七寸角皿

織部のグリーンは
常緑樹の色。
片身にかけられた織部釉が
全体を締めて
ぐっと深みに引き込んでいる。
余計な模様はいらない
いらない。。


2019年06月04日 黄瀬戸・織部 トラックバック:0 コメント:0

金彩染付 枝垂桜八寸皿

橋本薫 金彩染付枝垂桜八寸皿
橋本薫 金彩染付枝垂桜八寸皿


ひと月ほど前に届いたこの桜のお皿
八寸というと、洋皿でいうメインディシュの
ミート皿の大きさです。
和皿だと各自めいめいにつける大きさではなく
真ん中に置いて(または回して)
皆で取り分けるように盛り付ける
”大皿” のカテゴリーにはいるものです。
つまり、同じようなものは何枚か作られるでしょうけど
揃えではなく、それぞれが単品の「1点もの」という
ことになります。

このお皿もそういうふうにして作られました。
桜がもっと少なく描かれているものもあって
これは中でも、桜がいっぱい、の方です。

桜がいっぱい・・なんだけれど
少し右寄りにある幹がこのお皿の
”目を引く”ところですね。
この、”幹を描く” っていう構図
木を描くなら花が咲く全景を描きそうなものですが
作者は、枝垂れ落ちる桜の傘の中に入った自分、という
その視点で幹の部分を大きく配置して
しかも白抜きにして、桜の周りを染付で埋めていく
このバランス感覚が、独特で素晴らしいです。

夜桜のようにも見えるちょっとミステリアスなセンスに
心惹かれます。

このお皿が着いてからのひと月の間に
令和になったり、10連休があったり
いつもとは違う季節を感じました。

まだ北海道のさきの方では
桜が咲いているかしら。
今頃桜の話なんて
ちょっと時代に取り残されたみたいね。


2019年05月14日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

金彩染付 青海波の五寸皿

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高橋芳宣 金彩染付青海波に水玉五寸皿


友人から朝掘り筍を頂いてきたので
早速大きな鍋で茹で、京がんもと一緒に煮ました。
季節の味ですね。
大きな筍でも柔らかくて、いい香りがします。
晩には、筍ご飯も加わります。

今日の器は、高橋芳宣さんのお皿。
このちょっと大胆な図柄が魅力的で
一目惚れ。

何かの記事で読んだことあるけれど
ある外国人シェフが
「西洋の場合は、器は料理の額縁と考え
日本は、器も含めた全体が料理、と考える」
と、言っていて、まさにその通りだと思いました。
確かに洋皿は、額縁の感覚ですね。


高橋芳宣 金彩染付青海波に水玉五寸皿


お皿だけを見て、これだけ全体に絵があっても
何かをのせたくなるのが、和食の器。
作者は、盛り付けてもらうことを前提にして
ちゃんと器も主張してるところが、いいです。
もちろん料理をのせて、お互いを引き立てあって
完成する。

だからね、
すぐに使いたくなる器が、いい器なのです。
それが、器を選ぶ時に大切にしていることかな。

その器を使いたくて、料理を考えるってことも
器好きには、しょっちゅうあることですよね。


いい季節になりましたね。
令和も、もうすぐです。



2019年04月16日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

染付 桜文豆四方

橋本薫 染付桜文豆四方
橋本薫 染付桜文豆四方


開花のお知らせがあちらこちらから聞こえてきて
桜、観に行きたくなりますね。

ご近所さんから茎わかめをたくさんいただいたので
お鍋いっぱい刻んで、生姜も針状に刻んで入れ
お醤油とお砂糖で煮ました。
昆布を煮るときもそうだけど
お酢を入れるのが味のポイントですね。
お醤油の量の半分ぐらい入れました。
加熱するので、酢の酸っぱさは感じなくて
旨みとなって、味をぐっと深く良くしてくれます。
生姜は好みで入れても入れなくてもいいのですが
好きな人はいっぱい入れて
私は、少しすうっと感じるくらいがいいかな。
白ごまいっぱいが私の好み。

この茎わかめは、走水というところのもの。
東京湾の入り口近くで、ワカメや海苔がこの辺りの名産かな。
海藻は、春先が旬です。ちょうど、今ね。


下は、もう過ぎてしまったけれど
お彼岸の時の牡丹餅です。
これは買って、お供えしました。

山本恭代 赤絵牡丹文4寸皿
山本恭代 赤絵牡丹文4寸皿

華やかな牡丹が喜んでいるみたいに咲いている
こちらも九谷の小皿です。
赤絵と言っても、赤の色は作家によってそれぞれ
配合が違うので、みんな違う”赤”なんですよ。

日本中、春がいっぱい。花咲く季節です。

さて、もうすぐ新元号が発表されますね。
次の世が、どんなおめでたい言葉で呼ばれるのか
ワクワクする気持ちで待っています。

2019年03月27日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

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