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色絵小鳥文絵替わり八角皿

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橋本薫 色絵小鳥文絵替わり八角皿


久しぶりの投稿になってしまいました。
サボっていたの。

春になり、北陸九谷からこんな素敵なうつわが届きました。
1枚ずつ絵が違う、いわゆる「絵替わり」です。
小鳥たちに動きがあって、生き生きと春の訪れを謳歌している様子。
これを秋に見れば、実った木の実を喜んでいるように見えるのかしら。
季節を問わず、1年中使えますね。

「絵替わり」は、組皿でも関連性を持たせつつみな1枚ずつ違って
物語のように楽しませてくれますが
作り手も楽しんでいるようです。
作家さん曰く、
「何枚も同じものを一日中描いていると飽きてくるから
変えたくなっちゃう」のだそうです。
お仕事とはいえ、自身が楽しく描かないと
筆に現れちゃうのかもしれません。
作り手も使い手もお互いに楽しいほうが
うつわも喜んでくれるでしょう。

赤、青、緑、黄、紫・・
九谷の五彩と言われる色の発色が素晴らしいお皿です。
八角というのも縁起の良い形。
吉事が末広がりにずっと発展するように願う形です。

悠々工芸にあります。

2020年02月29日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

青白磁 蛍手七寸皿 マグカップ/天然酵母のパン

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藤井憲之 青白磁 蛍手七寸皿 マグカップ


神奈川県の秦野中井というところにある
天然酵母のパン屋さん、Le・Lourdesの
フルーツ&ナッツ食パンと、カンパーニュです。
バターもマーガリンも何も使っていない
小麦粉と水、塩だけのシンプルなもの。
ドライフルーツ、ナッツはオーガニックで
たっぷり入っていて、食パンはずっしり重い。

カンパーニュはシンプルで良い香りがする
素朴な、これぞパン!という味。
これにオリーブオイルをつけながら食べると
食の原点、という感じで
ほんとうに美味しいです。

いつものコーヒーも美味しい。
なんだか身も心も健やかになる気がする。

こういう食材には、シンプルで清潔感のある
藤井憲之さんの青白磁を使いたい。

保存料や着色料などの添加物
良くないのわかっているから
なるべく避けているつもりでも
避けきれない世の中じゃないですか。
市販の物で、何も入ってないものだけで
生活するってなかなか出来ないですよね。

まぁ、シンプルなものが美味しいと感じるのは
年末年始からの胃腸の疲れもあるのかもしれない。

身体は正直。

皆さま、身も心も" 健やか“ を目指して
暮らしていきましょうね。
健やかであれば、いろいろな気付きがあって
きっと良い事になりますよ。


2020年01月23日 白磁・青白磁 トラックバック:0 コメント:0

雲鶴文湯呑/アンジュと頭獅王

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橋本薫 雲鶴文湯呑 紅梅小皿 象彦 梅文丸盆


明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

お正月も4日になると日常感が戻ってきて
揚げ銀杏と、濃いめの緑茶でひと段落。
湯呑はお正月にふさわしい吉祥文様を。
鶴は瑞鳥、海老は長寿、魚は繁栄
雲は瑞雲などなど、良い兆し満載で
是非あやかりたいから。

さて、読みたかった本をゆっくり…と思ったら
一気に読んでしまったのは、こちら

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吉田修一の「アンジュと頭獅王」
装画も素敵でしょう。

子供の頃に読んだ「安寿と厨子王」は
“人買い”とかが怖くて
物語の結末を覚えていない。

そのあんじゅとずしおうが
「アンジュと頭獅王」になって
本当に私の子供の頃から時空を超え
令和の今にやってきた!っていう感じ。
私は千年も生きてないけど(笑)
あの怖い物語が、スッキリする結末になっていて
良かった〜。

読み終えると、ヒグチユウコさんの装画の意味が
なるほど!って、わかる。

吉田修一は、好きな作家。
上手いなぁ、と思った。


今年は災害とか無く
良い一年になりますように。。

2020年01月04日 読書 トラックバック:0 コメント:0

赤絵の季節

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橋本薫 赤絵唐子馬上盃  椿文ぐい呑 木の葉形小皿

師走も半ばを過ぎて、いよいよ年末感に追い立てられます。
いつものことなのに、まったく。。。

橋本薫さんの温かい赤絵です。
これからの季節にちょうど良い温度。
おなじみの唐子はちょっと高さのある馬上盃。高杯とも呼ばれます。
「馬上盃」の名前の由来は、
武士などが馬に跨がったまま、鞍の上で茶やお酒を飲むときに
高台の部分に高さがあると持ちやすいから。
今の生活では、テーブルの上でフラットになりがちな器たちの中に
高低差をつけると変化が出て、アクセントになります。
ぐい呑や盃はお酒はもちろん、小付として使うとお洒落ですね。
お正月には黒豆やなますなど・・

木の葉形の小皿は今回の新作です。

色合いが優しくて、特に秋冬の乾いた空気に似合いそうです。

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あれ?なんかミノムシかな?
橋本さんの遊び心ですね。

柚子のお菓子などに使いたいな。
そう、もうじき冬至ですね。


2019年12月14日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

藤本能道 展 / 智 美術館へ

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晩秋の日、虎ノ門にある 菊池寛実記念 智 美術館へ
「生誕100年、生命を描いた陶芸家 藤本能道」の
展覧会へ行ってきました。

人間国宝 藤本能道 氏は、私の好きな作家のひとりである
小山弘治さんの芸大時代の師でもあったのですが
まとめて多くの作品を見たことが無かったこともあり
氏が1992年に亡くなられたあと
この智 美術館で回顧展があった時に見逃していたので
今度こそは、と思って行きました。

そこで、氏が富本憲吉さんに師事されたことなど
今まで知らなかった事も知りました。
そういえば初期の作品は、絵柄や色使いが
富本憲吉さんに似ているし
小山弘治さんの作品も、構図などが藤本氏の作品に
そっくりな時期があって
そこからどう、自分ならではの作品に
していかれるかが、とても難しいんだな、と
感じます。
ずっと先生そっくりな作品、というわけには
いかないですから。

藤本氏の作品は、自然の情景を美しい構図で
純白の磁器の上に表現されたもので
余白の効果が生き生きとしていて
息を呑むような妖しさも感じさせられます。


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その白、白磁の地肌に、透明釉なんだと思っていましたが
行ってみて知ったのは
草白釉、雪白釉、霜白釉と釉薬がかけられている事です。
上にくる色絵に合わせて
下地の白も微妙に変えられていたんですね。
これは驚き。さすが、と思いました。

やはりグレードの高い作品を
たくさん見ることは
本当に大事です。

良い一日でした。

12月1日までです。
智 美術館 HP は https://www.musee-tomo.or.jp/exhibition/


2019年11月16日 色絵 トラックバック:0 コメント:0

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