白磁の鉢にトマトスープ

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藤井憲之 白磁 鉢  古川章蔵 色絵デタラメ文楕円皿


白菜が美味しい季節になってきたので
トマトジュースとコンソメで
簡単なトマトのスープを作りました。

今回は白菜の他に、じゃがいも、人参、鶏肉ですが
具材はその時にあるもので、けっこう何でも合いますね。
キャベツでも、ベーコンやウインナーでも....
じゃがいもはあっても無くても、お好みで。

お昼にサンドウィッチと食べて
夜は、ご飯ともう一度。
トマトジュースは無塩を使いました。
作り方は、私は自己流なのでクックパッドなどで調べて下さい。


少しアイボリーがかった白色の白磁鉢は、スープやお鍋の取り鉢
麻婆豆腐や酢豚などの中華おかず、またシンプルに白いご飯も
いいです。

形が美しいので、毎日のように使いたい器。
そして毎日使っていると、イイものだと実感できる器です。

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この白磁鉢は縁が開いた天開形(左)ですが
同じ作者の 飛青磁の鉢 は、やや丸みを帯びた碗形(右)です。
こちらもシチューや、小どんぶりにと活躍する形。
カフェオレのボウルのような形です。


立冬を過ぎて、温かいものが美味しいですね。
お腹にもやさしいです。
生野菜は身体を冷やすので、気をつけてください。
身体を温めると、免疫力が UP します。
トマトの栄養は、血管を強くして血圧にもいいし
リコピンは、お肌にもいいですよ。


2017年11月11日 白磁・青白磁 トラックバック:0 コメント:0

晩秋のご飯茶碗

萠窯 色絵飯碗
萠窯 色絵飯碗  蝶野秀紀 紅殻漆椀、箸


ツワブキが咲くと、いよいよ冬の始まりだなって思います。
ツヤツヤの葉です。

ツワブキ


花々が最後の輝きを放っているのが、今の季節。

新米は美味しいし、そうね....
この季節に使いたくなるのが、このご飯茶碗です。

北陸は九谷の萠窯 竹内さんのお茶碗です。
菊が、中にも外側にもたくさんで
華やか、賑やか。

萠窯 色絵飯碗

晩秋というと侘びてる感じがしますが
実は、残花がとても賑やかで
それも風情。

ホトトギス・・

ホトトギス

ムラサキシキブは葉が先に枯れ、実がますます鮮やかになり

ムラサキシキブ

フジバカマは、秋の七草のひとつで
いい香りがします。

フジバカマ

いかがでしょう。
身の回りがこんな景色になってきたら、このお茶碗がぴったりです。

ちょっと渋めの赤がお気に入り、紅殻を混ぜた漆塗りのお椀と
箸先が銀色の塗り箸は、木工作家の蝶野秀紀さんの作品。

ちょうど、横浜高島屋で
11/8(水)〜/14(火)
〜木と漆のうつわ〜蝶野秀紀 展があります。

同じものは出ていないかもしれませんが
作品をご覧になれるこの機会にいかがでしょう。
ぜひ、見てきてください。

2017年11月01日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

黄瀬戸七寸皿に

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臼井和成 黄瀬戸七寸皿  藤井憲之 青白磁急須/型打ち湯呑
青手九谷四寸皿


先週は30℃近くあった気温が、急に下がって、ずっと雨。。
年末頃の寒さだって....!びっくりですね。

有り難いことに、栗や柿など、季節の和菓子の頂き物が
ほうぼうから集まってきたので、楽しいお茶飲み。

お菓子をたくさんのせたお皿は、臼井和成さんの黄瀬戸です。
つやつやとしたガラス質の釉薬が美しく
松葉のような刻文に、ところどころ緑釉で滲むように
加飾されている、お洒落なお皿です。

臼井和成 黄瀬戸七寸皿


「黄瀬戸」は、”黄色い瀬戸焼” ということで、黄瀬戸と
呼ばれていましたが、古くは桃山時代に美濃、
今の岐阜県で焼かれたものだと
近年になって、わかってきました。
瀬戸焼ではなく、美濃焼だったのですね。

桃山時代の黄瀬戸と言われているものは
目立った歪みがなく、土もののわりには薄手で
端正な形のものが多いです。
草花文や線文の彫りや印刻を入れ
緑色の釉薬でポンポンと色付け(加飾)されていたりします。

黄瀬戸の定義と言っても、人によって分類は様々ですが
上のようなスタイルにあてはまる黄褐色の灰釉のものを
今では、黄瀬戸と呼んでいるようです。


藤井憲之 青白磁 急須/型打湯呑

急須と湯呑みは
なかなか端正な青白磁です。
こちらは、瀬戸の藤井憲之さんです。

黄瀬戸のお皿、九谷の青手の小皿、
そこに土ものの茶器だと
今の季節じゃ、ちょっと重いかなと思って
すっきりとした青白磁の茶器を合わせてみました。


2017年10月19日 黄瀬戸・織部 トラックバック:0 コメント:0

中秋の兎・うさぎ

兎・うさぎ
藤澤重夫 古染付写兎形向付
中尾郁夫 祥瑞手兎文八寸皿


『中秋』は旧暦の8月15日。
『仲秋』は旧暦の8月全体を指します。
今日は中秋の名月、十五夜ということで
うさぎの器を二点並べてみました。

上は、古染付写の向付。
これについては以前にも何度かこのブログに書いているので
こちらを。。

下は、祥瑞手のうさぎ。
瀬戸の中尾郁夫さんが二十数年前にお作りになった
作品です。

祥瑞(しょんずい)は、中国・明末〜清初め、
景徳鎮で焼かれた上質な磁器で
日本の茶人からの注文だろうと言われています。
その後、伊万里や九谷でも作られるようになったものを
祥瑞手と言います。
おめでたいことが起こる吉兆が長く続くようにと
連続文様が多く描かれているのが特徴で
上のお皿も、窓の中に瑞雲と兎がいて
その左側には花唐草、右側には鞘形
上下左右には丸紋つなぎ、縁には唐草が描かれています。
吉祥文様で埋め尽くされる祥瑞が多いのですが
このお皿の場合は、見込みの下半分は何も描かず
余白が生かされていますね。
もしかしたら、見込み全体を月に
見立てているからなのかもしれません。

まん丸で、過不足なく満ち足りている様子を
満月で表わしているのかしら。
たしかに満月を見ていると
そんな気持ちがしてくるものですね。


中尾郁夫 祥瑞兎文八寸皿

古染付のうさぎには
大好きなかぼちゃの煮物を。

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夜は寒くなってきました。
風邪が流行っているようです。

咳には、大根をおろした時に出る汁をスプーンですくって
少しずつ飲むのが、よく効きますよ。

2017年10月04日 染付 トラックバック:0 コメント:0

信用の貯金

古染付写 猿桃採図桃形向付
正木春蔵 古染付写 猿桃採図桃形向付


「信用を貯金しなさい」と言われて育った人の話を聞いて
感じたこと。

信用金庫に貯金しろ、という話ではもちろんなく
人に信用されるよう誠実さを心がけて
日々を過ごしなさい、ということです。

・約束や時間を守る
・嘘をつかない
・まちがいは素直に謝る

なんて、当たり前のことのようだけど
大人になると、先に言い訳を考えたりして
私、ちゃんとできているかなと
思わず我が身を振り返ってしまいました。

誠実が貯金できている人は
本当に困った時や、失敗があった時でも
信用されているから人の力も借りられるけど
普段からあまり信用のない人は
呆れられるだけなので
結局は、信用は身を助ける、ということですね。

あぁ、もう手遅れかもしれない....と、そう硬く考えて
つい自分に規制をかけて生きるとツラくなるから
まぁ、そんな自分を許してあげるけど・・。

そうそう、「許す」の語源は「ゆるくする」「ゆるめる」から
きているそうです。
確かに「許せない」と思っている時の自分は
心が硬くなっているようですから
それに気づいたら、ちょっと心をユルくしてあげて・・
でも、自分をユルしてばかりいると
ナマケモノになっちゃうみたいで、いいのか?とも思うし.....。

上の写真は、私の愛用のうつわ。
桃の形の向付に、木に登って桃の実を採ろうとしている
猿の図です。
九谷、正木春蔵さんの古染付の写し。
実はこの猿が、私にはナマケモノに見えて
とってもユルく、可愛く思うのです。

2017年09月17日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

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