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橋本薫さんの俳句集

橋本薫 句集「青花帖」
橋本薫 赤絵紅梅 碗  唐子遊びの馬上盃


明けましておめでとうございます。
良い一年になるようにと
心から思います。

このブログでも度々登場する器の作家
九谷の橋本薫さんから、赤絵のうつわと
美しい句集が届きました。
「青花帖」という俳句集を出版されたのです。

青花とは、染付のことを中国ではそう呼びます。
もちろん装画も橋本さんご自身によるものです。
白い地肌に染付で描かれたように装丁されていて
橋本さんらしい、とても美しい本です。
ご興味のある方、ぜひお手にとって
ご覧いただけたらと思います。
*楽天ブックスにありました。
https://books.rakuten.co.jp/rb/15748721/?fbclid=IwAR3k5dBX7hIR5ruA0607pCN8cF1m2j2IVPgMRQQmyA92p1NXaXDpgCRF34k

私自身、後書にあった
”透明な釉薬の下に描かれた、永遠に触れることのできない
青の世界に不思議な郷愁をおぼえる”
というところに、深く共感。

私もその、触れることのできない青の魅力に
心惹かれ続けているひとりです。
明代の古染付が、特に好きですね。
コバルトの色。


句集といっしょに送られてきたのが
少し前にお願いしてあった
紅梅の碗と可愛い唐子の馬上盃です。
初春にぴったりの明るいアイテムです。


今年もよろしくお願いいたします。

2019年01月01日 赤絵 トラックバック:0 コメント:0

白身魚のワイン蒸し/青白磁 波の6寸鉢

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藤井憲之 青白磁 波の6寸鉢


ずいぶん寒くなりましたね。大寒波です!
先週とは大違い。
この寒暖差が余計に辛いです。

スズキの切り身があったので、塩・コショウで下味をつけ
オリーブオイルで表面を軽く焼いてから
たっぷりの白ワインと少量の水を足し
蓋をして蒸し焼きにしました。
アサリなどがあれば、美味しい出汁が出て
アクアパッツァ風になるのでもっと良かったのですが
今回はなかったので、代わりにコンソメ顆粒をスープに足しました。

プチトマトは欠かせませんね。
いい出汁が出るし、酸味がスープに良く合って
美味しいです。

しょうゆ味の甘辛い煮付けもいいけど
鯛や、スズキなどの白身魚は特に
こんな洋風にしちゃうのも、簡単でオススメです。

そしていつも本当に重宝しているこのうつわは
瀬戸の藤井憲之さん。
野菜の色が映えて、美味しそうに見えます。
料理を、目でも味わえるのが
うつわの楽しさです。

来週はクリスマス。
そしてその次が年末なんて・・
ぜんぜん追いつきそうもありません。

なに、作ろうかなぁ。。。


2018年12月15日 白磁・青白磁 トラックバック:0 コメント:0

赤絵 片口小鉢に里芋

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橋本薫 赤絵 片口小鉢


朝晩の空気が冷たくなってきて
すっかり冬です。
11月も半ばを過ぎて
もうすぐ師走だなんて、、、焦ります。
そうなってくると不思議なもので
そろそろ赤絵が使いたくなる気分。

里芋を鶏ひき肉と煮ました。
サツマイモも好きだけれど
ねっとりした里芋の方が、私は好きかな。
もっぱら夏はかぼちゃ、冬は里芋です。

上の写真の片口、内側に見えている赤い花は
菊です。両脇に葉も見えますね。
季節的にもいい感じです。

外側もぐるりと赤絵で描かれていて
竹も描いてあります。
見込み中央には『悠』の文字があって
漢詩の
「菊を採る東籬の下(もと)
 悠然として南山を見る」の世界を
器に表していますね。

『籬』は、まがき、竹で編んだ柵、囲いの事

東の竹垣のところに咲く菊を摘んで
ゆったりした心地で山を見る

そんなおおらかな生活、いいなぁ。

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兎もいます。



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鳥も竹垣にとまり、囀っているようですね。

小さなうつわの中に
心惹かれる物語があるから
使うたびに豊かな気持ちになれて
好きですね。


2018年11月17日 九谷 トラックバック:0 コメント:0

小原古邨 展/茅ヶ崎市美術館へ

小原古邨 展 茅ヶ崎市美術館


ここのところずっとお天気が良く
治りきらなかった風邪もようやく咳が治まってきたので
観たいと思っていた木版画を観るために
茅ヶ崎市美術館へ行きました。

美術館のリーフレットの表紙には、おや!
先日行った横浜の岩崎ミュージアム 秋の図書館 で見た
柄澤齊さんの作品じゃあないですか・・
茅ヶ崎にゆかりのある作家さんだったのですね。。

小原古邨は、日本画家から木版画を作るようになった人で
その花鳥画は色も構図も確かに日本画的です。
ですが、そこには古邨の独特なセンスあるモダンな構図、
そして版元の刷りも美しく、素晴らしい作品ばかりでした。

会期終了まであと数日というときで
想像以上に混雑していて、ゆっくりみるという状態ではなかったので
写真OK ,SNS OKということで
好きだなと思ったものを何枚か写真に撮ってきたら
なぜか鳥の図ばかりだったから
自分でも可笑しくなっちゃいます。

何と言っても色の濃淡、構図
絶妙ですね。

小原古邨
桜に烏


小原古邨
水辺の小鷺
水面に映る姿がお洒落です。


小原古邨
梧桐(あおぎり)にアオゲラ


小原古邨
こちらのタイトルはわかりませんが
水面の表現が美しいなと思いました。


茅ヶ崎市美術館は初めて行きましたが
閑静な住宅街にあるこじんまりとした
良い美術館で、とても落ち着きますね。
周りの環境もいい感じです。

2018年11月02日 アート トラックバック:0 コメント:0

銅版画の「染付 蓮池文」

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写真手前のシャインマスカットが載っているお皿は
瀬戸の棚橋 淳さんの鉄釉掛け分け7寸皿。
光沢のある飴色の部分が美しいお皿です。
マスカットの色を鉄釉が引き立てて良く合います。

秋ですね。

久しぶりの投稿になってしまいましたが
前回お知らせした10/8からの『版画工房 展』に出品した
私の作品をご紹介させてください。
自分の記録のためにもブログに書いておこうと思います。


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やきものの「古染付蓮池文」ふうに銅版画で描いてみました。
タイトルは 七月 です。
初夏、早朝の蓮池のイメージです。
(エッチング、雁皮刷り、手彩色)

染付の藍色の感じを出したくて
刷る前に、透明水彩で雁皮紙に少し色をつけ
刷った後でもう少し色を挿しています。


あとの2点は
以前家にいたビーグル犬の、私が大好きなアングルを
そのまま描きました。
(エッチング、雁皮刷り)

IMG_0627_320.jpgIMG_0629_320.jpg

何見てるのかなぁ〜の後頭部と
おしりです。
飼い主に見せる無防備な後姿がなんとも愛しいのです。


こんなアンティークなギャラリーで
6日間、工房のみなさんの素敵な作品を展示しました。
いらしてくださったお客様、先生と工房のみなさん
そしてギャラリーの関係者の方々のおかげです。
ありがとうございました。

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2018年10月19日 アート トラックバック:0 コメント:0

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